【おすすめの本2】留学生におすすめ:)自身の留学で検証済み。使える英語をまとめた1冊。

Kai
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“あなたの英語力は、あなた自身が考えているよりもはるかに優れています。”

こんにちはKaiです。今日は書評コーナーです。

今日は僕が自身の留学経験と、高校での教員経験を踏まえて「なるほど、これは確かに的を射ている!」と感じた本を独断と偏見で紹介していきます。

今回紹介する本は「英語」に関する内容になります。

“あなたの英語力は、あなた自身が考えているよりもはるかに優れています。”

これは今回紹介する本のプロローグの第1文です。

知識は中学高校で積み上げてきたが、実際に使ったら不自然な気がして話せない・・・そんな方も多いのではないでしょうか。そんなあなたに今回紹介するのは、イェール大学で教鞭をとるウィリアム・A・ヴァンス氏が手がけた見事な1冊人を動かす英語 イェール大学で学べるコミュニケーションの極意です。

本のタイトル:人を動かす英語 イェール大学で学べるコミュニケーションの極意
著   :ウィリアム・ヴァンス 神田房枝(監訳)
出版社 :PHP研究所
本の長さ:220ページ

この本はコミュニケーションとしての英語を掘り下げた本でこんな方におすすめです。

・英語の文法知識や体系はある程度わかっている
・いざ喋ると単調な英文しか使えない
・日本人の使う英語がなぜ伝わらないのかが知りたい

僕がこの本をおすすめしたいポイントは次の2つ。

1.実務的な英語コミュニケーション能力を科学している
2.易しく深い!役に立つ表現が満載!

では早速見ていきましょう!

1.実務的な英語コミュニケーション能力を科学している    

この本は方向性が明確です。

本書によれば、英語コミュニケーション能力を高めるためには3つの領域における能力向上が欠かせません。それがこちらの3つ。

第1領域:基本的な英語能力(語彙・文法・文構成)
第2領域:コミュニケーション能力(関わり方)
第3領域:コミュニケーションに対する信念(心構え)

各領域は段階的なものではなく、両立するものです。

その上で本書は第2領域:コミュニケーション能力(関わり方)を強化するための情報を多く取り扱っています。英語に限らずですが、コミュニケーション能力を分解すると

・どう情報や考えをまとめるか、どう相手を説得するか
・どう意見を強調するか、人を感化させられるか

こういった能力を開発していくことが求められます。本書はそれらを英語の表現を通して学ぶことができるのです。もちろん、第1領域や第3領域に役立つ情報もあります。ただ、読み終えた時にコミュニケーション能力は意識的に向上させられるという実感とともに、一貫して第2領域の旅をしていたことに気付かされます。

派生しながらも筋のブレない見事な一冊です。

2.易しく深い!役に立つ表現が満載!

本書の構成は以下の通りです。

目次
第1章 ほんのひと工夫で、成功へと導かれてみる
 1 具体的に言えばもっと順調にいく
 2 ファーストネームへと移行する葛藤
 3 映画やテレビと英語力向上の関係  …

第2章 日本の常識に浸ると、迷路にはまる
 7 目は心をコミュニケーションしている
 8 ビジネス英語を効果的に増やす戦術
 9 イディオムの学習は30分もあれば十分 …

いかがでしょう。「コミュニケーション能力を具体的に定義し、それを開発する」という理論的な方針を打ち出していた本とはおよそ思えないフランクな目次ではないでしょうか。

本の中にはBe over one’s head(理解を超えている)やin the long run(長期的に)といった本当に使えるイディオムや、Surprisingly, particularly, profoundlyなどveryやreally一辺倒にならないための強調表現など、知識を洗練させてくれる表現が盛りだくさん。英語を使おうとするとぶつかりがちな壁の乗り越え方を教えてくれます。

本書は使う英語を豊かにするための語彙や表現だけにとどまりません。カチカチな日本のメールとフランクな海外のメール、日本語では子供扱いでも英語では感謝される、などの英語圏の文化や価値観の違いや、目線や声、ミラーリングといったコミュニケーションそのものについて有効なこと、さらには答えられない時の決めゼリフまでコミュニケーション能力を高める情報が満載です。

そしてそれらが目次を見ただけでどこに書いてあるのかが一目瞭然。易しい言葉で深いことを説明しているとはまさにこの本のことです。

最後に

いかがでしたか。

今回はウィリアム・A・ヴァンス氏の人を動かす英語 イェール大学で学べるコミュニケーションの極意を取り上げました。実はこの本は僕が語学留学で初めてオーストラリアへ行ったときに日本から持って行った本でもあります。

語学学校では定期的に先生と面談があったのですが、その時に「自然な英語」としてこの本に書かれた英語表現(先ほど記述したイディオムなど)を褒めてもらったのです。ネイティブの友だちも僕が自然な表現を身に付けたがっていると感じてくれたのか多くの表現を教えてくれるきっかけにもなりました。

タイトルのとおり、この本の内容を実践したことで一目置かれたのです。実際今でもよく使う表現やボディランゲージはこの本を参考にしたものも多く、時間と共に陳腐化しない生きた知識を与えてくれた1冊と言って良いでしょう。

昨今「実践的な英語」をうたう本が多く、いざ実践する時に「本当にイケてる表現なのかな」と懐疑的になってしまいそうですが、僕の中でこの本は紛れもなく本物でした。

ご興味あればぜひご一読ください。では。

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