ども、Kaiです。面白い本も多いのですが、心からお薦めしたい!となるとやはり厳選したくなるもの。というわけで、実に4ヶ月ぶりの書評コーナーです笑。
昨今、リスキリングなど大人になってからも続く「勉強」。その勉強法に困っている人の”方向付け”としてお薦めしたい本となります。
本のタイトル:東大合格請負人が教えるできる大人の勉強法
著 :時田啓光
出版社 :PHP研究所
本の長さ :183ページ

こんな人にお薦めです。
・勉強のハウツーを知りたい
・人前で話す力を伸ばすためのコツが知りたい
僕がこの本をおすすめしたいポイントは次の2つ。
1.紹介された方法に共感点が多い
2.とても読みやすい
1.紹介された方法に共感点が多い
本書は勉強を方法論という角度から捉えた一種のテクニック本です。ありがたいことに大人の勉強法と言いつつ全世代に通用する勉強法を展開してくれています。
筆者は「勉強時にミニ先生を召喚する」ことをよくある方法と述べていましたが、僕には新鮮でした。その一方で、勉強するときにカフェのような賑やかな場所を選ぶと良い、とか間違えたときになるべく消しゴムを使わない、など馴染みのある方法も紹介されていました。
また、ノートであれば、ノートテイキングはなるべく一色にする、のように僕が高校生のときに何となく心掛けていたことなども書かれていました。これは肯定されたようで嬉しい気持ちになりました笑。
このように、紹介されている方法には「なるほど」という学びや「コレやってる!」といった共感から「え?あれも効果あったの」といった再発見まで、共鳴するポイントがたくさん詰まっています。
学びの環境、方法、継続の術など幅広く取り扱っているため、それぞれのパートで今まで知らなかったテクニックと、知らずに実践していた効果的な方法などを改めて整理することができるのです。
2.とても読みやすい
正直、めちゃくちゃ読みやすいです。
最近読んだ本の中ではぶっちぎりで読みやすく、すぐ読み終えられました。その読みやすさとは裏腹に中身は活用できるものが散りばめられており、レベル1のピヨピヨひよこからレベル10のバリバリ実力者までが楽しめる一冊です。
本書では「頭のいい人」はきれいなノートをとっていると話題になったものの、それはきれいに書ける能力がある人だからである、といったことを述べています。
これは「Aができる人はBもできる」という事実が、「BができるようになるにはAをすればいい」とは限らない、ということをさりげなく示しています。本質的ですよね。こうした因果をサラッと言及するところに、読者に目線を合わせてくれている配慮が感じられます。
もちろん大人の勉強法ということで勉強の中身も仕事に関連するもの、例えば上司への報告やプレゼンテーションなど、を想定しています。その中での勉強のあり方についても自身のやり方も例にしながらわかりやすく述べています。
このように、読者が活用できそうな方法を紹介するだけでなく、要点を鋭く押さえていながらも、易しい書き筋を一貫しているのです。
最後に
いかがでしたか。今回は時田 啓光著の“ 東大合格請負人が教えるできる大人の勉強法 ”を取り上げました。筆者は「頭がいいとは未知のものとの関わりがうまいことである」と述べています。言い得て妙だなぁと感心しました。
みなさんは書店にどのくらいの頻度で行きますか。月に1回くらいでしょうか。また、書店へ行ったらどう過ごしますか。購入するものが決まっていれば10分くらいでしょうか。
筆者は3日に1回書店へ赴き、1時間で80〜100冊をさっくり眺めてビビッと来たものを手に取っているそうです。
東大合格を多く輩出する手腕や知識体系だけでなく、そうして足繁く書店に通い、探検し続ける姿勢こそが本書のような読みやすいながらも役に立つ一冊につながっているのかもしれません。
是非ご一読ください。では。
本のタイトル:東大合格請負人が教えるできる大人の勉強法
著 :時田啓光
出版社 :PHP研究所
本の長さ :183ページ


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