楽しく英語を勉強したい。
ども、Kaiです。今回はそんな方にオススメな英語のマンガを紹介します。Intermediateレベルなら、ストーリーを楽しめる本です。
本のタイトル:the BAD GUYS
著 :AARON BLABEY
出版社 :Scholastic Press
本の長さ:130〜200ページ(巻による)
オオカミとヘビ、サメ、ピラニア。彼らに共通しているのは・・・怖くて危険、そしてワル者扱いを受けていること!
しかし、彼らだってヒーローになりたい!
そんな彼らが選んだ道は・・・良いことを積み重ねていくことで、そんなネガティブなイメージを払拭すること。果たして彼らはヒーローになることができるのか?!こんな方におすすめです。
・英語の文法知識や体系はある程度わかっている
・Intermediateレベル
・楽しく学びたい・テキストに辟易している
僕がオススメしたいポイントは次の3つ。
1. セリフで出てくるので使い方がわかる
2. 表現が繰り返し使われるので復習できる
3. 展開がおもしろい
では早速見ていきましょう!
1. セリフで出てくるので使い方がわかる
物語は会話調で進んでいくためシチュエーションがはっきりしています。使われている単語もべらぼうに難しいわけではありません。あ〜こういう時はこんな形容詞を当てるのか〜。そんな発見があるはず。
また、意味を予測しやすいのも特長の一つです。
知らない単語もそのまま読んでいくと〇〇という意味だったんじゃないの?と案外推測できる。
これは英語のリーディング指導でよく言われること。そして、それは条件を満たしていれば個人的にもほぼ正しいと思います。イメージ付きで実践できるため推測の精度を上げやすいのではないでしょうか。
また、リーディングというよりはマンガを読むという感覚で「間違えてもいいか」と気持ちの面で気軽に取り組めるのも強みです。
2. 表現が繰り返し使われるので復習できる
マンガのいいところは繰り返して使われる表現が多いことです。これは日本のマンガでもそうですね。決め台詞はもちろんのこと、口癖やお約束の言葉など皆さんにも思い当たる節があるのではないでしょうか。
これを勉強という視点で考えると、復習として機能します。例えばdisguiseという単語。変装するという意味ですが、馴染みがなくて中々覚えられないとしましょう。このマンガを読めば嫌でも覚えます笑。
キャラの1人(1匹?)の特技として出てきます。つまり何度も活用されるわけです。キャラが違えど同じ単語が出てくることもありますし、新しいキャラにそれまでの説明をするたびに同じ言い回しなどが出てこれば、その分みなさんがその単語を見る回数も増えます。
3. 展開がおもしろい
何より読んでいて楽しいです。対象年齢が7〜10歳のマンガゆえに「嘘喰い」や「Liar Game」、「進撃の巨人」のような複雑さはありませんが、トントン拍子で話が展開します。一方で少し凝った設定もるので普通におもしろい。実はNew York Timesでベストセラーになったコミックでもあります。
善行を重ねていこうと突っ走るオオカミ。陽気で比較的フレンドリーなピラニア。少しずつ感化されていくサメ。葛藤に悩むヘビ。不思議な縁に恵まれて出会う新キャラ。彼らの成長過程はまさしく多様性を学ぶ教材としても、英語を学ぶ教材としても、そして何より作品として一品です。
日本のマンガとはテイストが少し違いますが、読者の心を掴んで離さない魅力という点では一緒なんですね〜。
最後に
いかがでしたか。今回はAARON BLABEY氏の名作、the BAD GUYSをご紹介しました。対象年齢からわかる通り、いわゆるキッズ向けのマンガではありますが18巻ほど出ており意外と大作です笑。10巻で一区切りつくのでそこまで試しに読んでみるのも良いと思います。
僕は32歳ですが素直に楽しく読んでいます。「楽しく英語を学ぶ」に焦点を当てると絶対に外せない作品。今回の渡豪で初めて知り、すっかり好きになってしまいました。ちなみに奥さんのお気に入りで、たまに2人で寸劇朗読会をしています笑。
1冊ずつ手に取ることもボックスセットでまとめて購入することもできます。個人的に人を選ばない本だと思うので1巻を読んでみて面白ければ10巻くらいまで大人買いしても良いのではないかと。子どもの英語教育にも良さそうです:)
ご興味あれば、ぜひ読んでみてください。では。
1巻。
1〜5巻。
6〜10巻。
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