【授業実践#5】ユニークだけど機能的? 魚骨図を活用した授業デザイン

こんにちは、Kaiです。最近の記事は「僕の授業実践」で大きく括れるので、シリーズ化させていただきました。

今回は僕が愛知県で教員をしていたときに実践していた魚骨図と呼ばれる授業のデザインを紹介します。では早速見ていきましょう!

魚骨図ぎょこつず。その字のとおり、魚の骨という意味で、フィッシュボーンチャート(または石川ダイアグラム)と呼ばれることも。ある結果に対し、その原因を探る手法として用いられます。

【一般的な魚骨図】

課題に対してその原因を骨として取り上げます。そして、それぞれの要素を分解して小骨としていきます。これが魚骨図です。課題解決のために原因を洗い出すことができるのが強みです。

魚骨図のメリットとしては、共有が易しいこと、話が脱線しにくいこと、補足しやすいことなどが挙げられます。さらに興味がある方は、Radziwill(2017)などを読んでみてください:)

僕はこのを全体像が見えて一貫性を保てることを指導案へ転用しました。それこそが魚骨図・応用verです!

課題部分をゴール・目標と置き換えてみるのです。すると目標達成のために必要な課題をクリアしていく図が完成します。以下は僕が作った魚骨図の一例です。

全体像が見えるのでどんな活動が必要か、何時間の授業が必要かなどを客観的に考えられます。「なぜその活動を行うのか」を把握できる点で、魚骨図は目的志向と非常に相性の良い構造図なんです!

※上2つはUOWのレポートで再作成したもの、下2つは実際に使っていたものです。

ちなみに僕は公開研究授業での学習指導案にも魚骨図を使っていました。連動して単元別で何時間使うのかではなく、課題を解決するのに何時間使うかを記載していました。せっかくなので併せて載せておきます笑。

単元の指導計画
Chapter 6 Is E-mail Really That Great?
・内容に関連したトピックに関して自分の意見を持つことができる ・・・1時間(本時)
・マトリックスに情報を整理し、本文の内容(筆者の意見)を大まかに把握できる ・・・8時間
・マトリックスに情報を整理し、本文の展開(意見文の構造)を大まかに把握できる ・・・1時間
・内容に関して、自分の考えを持ち、発表できる ・・・1時間

授業後の研究協議では県からみえた先生に肯定的な意味で「今まで見たことのない指導案」と言われました。また、出席された他校の先生方にも関心を持っていただけました。

いかがでしたか。

がむしゃらに、真っ直ぐに、本気で目の前の授業に尽力していると、「木を見て森を見ず」に陥ることがあります。そんな中で全体像を忘れないアプローチとして、僕の道標となったのが魚骨図でした。

普段の授業だけでなく、研究授業などで作る学習指導案にも活用できる手法です。もし良ければ活用してみてください。魚の骨1つで変わるのかと思うかもしれませんが、思った以上に使い勝手が良いと実感できると思います:)では。

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