オーストラリアの生活が落ち着くまでに
どんな手続きが必要なの?
こんにちは、Kaiです。友人の第一子が爆誕。嬉しいニュースに心がほっこりしています。
先日、せっかくなので体系化した方がいいのではないかと思ったのがオーストラリアでの諸手続き。留学で気になるのが「何をしておかないといけないか」ではないでしょうか。具体的に何をするかがわかっていれば、時間や日数の目処を立てやすいと思います。
今回は最初の手続きをどう処理したか、費用も含めて書いていきます。また、英語に自信がなくてもこのフレーズで通じるよ!という一例を載せたいと思いますのでもしよければ参考にしてください:)Here we go!
スマホのセッティング
初日にamaysimというsimカードを10ドルで購入しました。
友人が使っていたものとして参考にしたことと、1ヶ月50ドルで32GB使えること、
電話番号(SMS)が使えること、初月50GBキャンペーンをしていたことが選んだ主な理由です。
中には安いけど電話番号が使えないものもあるのでパッケージをしっかり確認しましょう。もしわからなければ店員さんへ。聞き取れなかったらポイントを摘んでわかるまで聞きましょう。比較を聞きたいときに覚えておくといいフレーズは“What’s the difference between this and this?”、比べたいものを指差してthisと言えばOKです。日常会話なのでそれで全く問題ありません。
sim自体はどこにでも売っていますが、品揃えは場所によります。僕はシティにあるウーロンゴンセントラルに入っているスーパーColes、JB Hi-Fiを経て、North Wollongong駅の近くのOfficeworksという店で購入しました。もしここ!と決めていないなら品揃えの観点でOfficeworksは結構オススメです。
位置関係はこんな感じ。
Wollongong駅からセントラルまでは歩いて5分ほどで行けます。Officeworksまでのフリーバスもありますが、North Wollongong駅から歩ける距離なので歩いたほうが早いかもしれません。ちなみにその後、対応するamaysimのアプリでセットアップすれば比較的スムーズにスマホのセッティングが出来ました。支払いは日本のクレジットカードを紐づけました。
Opalカード(NSWの交通系ICカード)の取得
日本でいうSuicaやTOICA、ICOCAのようなものです。コチラも初日に揃えました。
カード自体は無料でよっぽどどこでも手に入ります。僕はホストファミリーの近所のセブンイレブンにて取得し、20ドルをチャージしました。銀行カードと一緒にOpal Travelというアプリに紐付けると残金確認から入金までスマホ1台でちょちょいのちょいです。
メルボルンにいたときはMykiという交通系ICカードを使っていましたが、州が違うとカードも違うのかという発見がおもしろかったです。統一してくれたらありがたいのに……というのは現地の人も思っているそうです。笑
ちなみにお金をチャージすることをTop upと言います。名詞にも動詞にもなる表現っぽいです。
ピークタイムを外すと安く乗ることができます。頻繁に乗ると割引が適用されたり、1日や1週間の支払い上限額を超えたらその週はそれ以降無料になるなど、いろいろな条件が相まってよくわかりませんが、何にせよ安くなる条件が色々あるのでありがたいです。ちなみに駅にもチャージする自販機のような機械があり、そこでもチャージ可能。
ちなみにもらうときのフレーズは“Can I get an Opal Card and top up 20 dollars on it? (Opal Cardを20ドルチャージした状態でくださいな)”。これで行けます。
銀行口座開設
2日目にNABという大手の銀行で新しく口座を開設しました(開設は無料)。10年前に学生としてメルボルンに語学留学した時に口座を一度開設していたこともあり自分の情報が残っていたおかげで少しだけ手続きがスムーズだった気がします。
必要なものは身分証、この時点で言えばパスポートです。“How can I help you? (今日はどうしましたか)”と訊かれるので“I want to open a new bank account.“でOK、あとはなすがままです。
ちなみにオンラインでも作成可能。僕の奥さんがそれでトライしたのですがID認証の部分で不備があり結局支店へ行くことになりました。不備があった時に覚えておくといいフレーズは“不備の内容 didn’t work.(〇〇がうまくいかなかったんです)“。これで理解してもらえます。ここに詳細の説明を付け加えるとなお良し:)
毎月口座の維持費がかかるオーストラリアの銀行の中でNABは維持費が0円。10年経った今もそれを貫いていてくれてありがたい限りでした。NABの魅力は高い利息。なんと年利2%!しかもNABは新設口座開設のキャンペーンで最初の4ヶ月は利率4.75%で稼働!!
脅威の数値です。笑
しかぁーし!私はミスをしてしまいました。月末に入国したので最初の1ヶ月分の利息に関して日数的に入金が間に合わなかったのです。利息は毎月31日時点の金額分で計算されて、31日に入金されるとのこと。もったいない!!悔しい!!笑
ということで、もし口座を作られる場合はキャンペーンがあったりするので月末に入金が間に合うとお得な気分を味わえるかもしれません:)
OSHC(留学生健康保険)の手続き
2日目に完了。こちらは入国後にActivate(登録)をしなければならない手続きです。
私はMedibankという保険会社を使っていたので、そのままホームページで手続きを進めました。
Tax File Number申請
4日目に完了。これはオーストラリアの納税者番号で、現地で働くために必要なものになります。TRFと略されることも。申請自体はシンプルなので、働く予定のある方はサクッと登録してしまいましょう。申請方法はあらためて紹介したいと思います。
在留届の提出
6日目に完了。こちらも入国後に登録する手続きです。3ヶ月以上滞在する場合に必要な届出です。オンラインで進めることができます。引越しなどで住所が変わった場合に更新を忘れないようにしましょう。
最後に
今回は特に最初の1週間で終えた手続きについて書いてみました。
もっと急げば早く終えられますし、もっとのんびりすれば時間はかかります。ただ、ステイ中に手続きしてステイ後に銀行カードや保険証を受け取ることになると面倒なので、1週間程度で手続きをしておくといいでしょう。そうすれば書類もろもろの受け取りもよっぽど間に合うので安心です。
英語に自信がなくて訊けるか心配だという方もみえると思いますが大丈夫です。英語圏の中でも一際多民族で多文化色の強いオーストラリアでは、人々は英語が上手に話せない人にも慣れています。
そして、みなさんの話を聞いてくれる人もネイティブではない可能性だって大いにあります。それでも英語で伝えられるか心配だ……という方は事前にメモを準備して読み上げるなどで対応しましょう。
僕も上手に伝えきれない時や聞き取れない時はしばしばありますが、あーだこーだ言ってれば伝わります笑。 今回の一連の手続きが終われば、ひと段落。オーストラリアの生活の基盤づくりは大方完了と言っていいと思います。参考になれば嬉しいです:)
では、良い週末をお過ごしください!
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