【留学】文化の違い① 人・住居・お金・食べものにおける日本とオーストラリアの違い。

Kai
Kai

こんにちは、Kaiです。

オーストラリアと日本はここが違う!というのをよく見かけます。今回は何度かオーストラリアで生活した身として人・生活・社会の観点から僕が感じた日本とオーストラリアの違いについてです。

①人
②住居
③お金
④食べもの

⑤交通
⑥娯楽
⑦社会

今回は①〜④を書いていきます:)

① People 人

まず、人です。オーストラリアの人はとてもフレンドリーでのんびりしていて非常にオープンマインド。日本と比べたときに、まず挙げられるのがこの人柄ではないでしょうか。ウーロンゴンの人たちなんて、まぁ〜良い人に溢れています笑。

特に現在のオーストラリアは皆さん多種多様なバックグラウンドがあり、フランクさに拍車をかけています。残念ながら偏見をもった人もいますが、基本的には人当たりのいい方が多いです。

英語が多少上手に話せなくても気にしません。国籍や家族構成、多種多様なバックグラウンド。オーストラリアは英語圏の国でありながらESL(English as a Second Language: 英語が公用語)色も強い国。若い頃はあまりわからなかったESLEFL(English as a Foreign Language: 英語が外国語)の違いを肌で感じます。

僕の友人に親と話すときはカンボジア語、兄弟と話すときは英語という方がいます。日常会話としての英語はあくまで意思疎通、交流のための手段でしかないのでしょう。家族間で使う言語が違うなんて日本では滅多に聞きません。面白いですよね笑。

ただ、内陸の端っこに位置する場所だと海沿いの街の人に比べて素っ気ない人もけっこうみえる印象です。移民文化は主に都市部で活発化しているため、内陸の奥の方ではまだ閉鎖的なコミュニティも存在します。多民族国家になったゆえの新しい文化なのかもしれません。

② Accommodation 住居

シェアハウスやシェアルームが多いです。留学生も、現地の人にも一般的。ホームステイも盛んで、日本と比べて他人と一緒に住むことに抵抗が少ないのが特徴です。もちろん自分たちだけで住みたいという方も一定数います(僕の友人にもフィアンセと2人で家に住んでいる方がみえます。)

お互いのプライバシーを尊重し合う紳士協定・・・・が浸透しており、「悪手になるなら禁止せよ」という日本の文化とは大きく違うと感じました。逆にこの思いやりや気遣いのない家に入るとストレスは膨らむこととなります。

一方でレント(家賃)は高め。ここだけは日本の家賃の安さを実感します。日本にいた時、最後に住んでいた物件は

・特急が停まる駅まで歩いて5分
・高速乗るまで車で5分
・割と築浅寄り(15年)
・2LDKのロフト付きメゾネット

という条件でしたが家賃は月7万弱、光熱費などを含めても9万程度。対して今の物件は

・North Wollongong駅まで歩いて20分弱
・バス停まで歩いて3分
・ビーチまで歩いて5分
・築古
・1K

という条件で週350ドルです。そこに電気代とwifi代が入ってきます。単位を合わせまっせ。1ヶ月4週間としたら家賃1,400ドルということになります。つまり

月7万 vs 月14万・・・

もちろんシェアハウスやもう少し利便性に目をつぶった物件なら安くなります。今こんなに高いのはStudioタイプで奥さんと2人で住んでいるからなのは間違いありません。が、条件を重ねた上でも高過ぎる・・・オーストラリアの不動産は高いことで有名です。みんなで割れば安いというのも共同生活を後押ししているかもしれませんね。

③ Money・Funds お金

オーストラリアは週払い・週単位というのが一般的です。家賃も週単位の支払いが多いですし、バイトも1〜2週単位で給与が振り込まれます。日本では月給が一般的という話をすると驚かれる程度には週払いが浸透しています。物価は高く、家賃以外のLiving Cost(生活費)も結構かかります。その代わり量もあり、どこぞのコンビニ弁当のようなケチケチした感じはありません笑。

クレジットやデビットカードが普及しておりキャッシュレス決済が浸透しています。カードでピッと払ったり、もしくはスマホにカードのデータを入れておいてスマホでピッと払ったりするのが一般的で、キャッシュを受け付けていないカフェがあったりするほど。銀行口座への送金がとても簡単で、割り勘なども送金で済ませることができます。年配の方も含めキャッシュレス社会が全世代に受け入れられている印象です。

ただ、銀行口座は利用するものによっては維持費がかかることも。指定額を預金するなら高い利息あり、維持手数料かかりません、キャンペーンやってますなど銀行によって口座の運用はさまざまです。

日本にいたときはデビットカードを使っていましたが、キャッシュレス決済ができない店やそれに抵抗のある方も多い印象。たしか決済機は特定額以下だと店に負担がかかってしまうため導入できないと聞いたことがあります。物価の高いオーストラリアだからこその浸透具合なのかもしれません。

何にせよ、個人的にはキャッシュレス決済がどこでも通用するのはありがたい。この点は日本より遥かに進んでいると言えるでしょう。

食べものは両国ベクトルが違うなと感じます。

日本 ・・・多彩で繊細、見た目にもこだわり、量は腹八分目。
オーストラリア ・・・量がモノを言う。シンプルにドンと構えろ。

面白いのはオーストラリアには郷土料理というものがないこと。僕の好きなHSPをはじめ、チキンパーマ、BBQサンドにチップス(フライドポテト)。これらはオーストラリアで有名なメニューたちですが、オーストラリア料理という認識はローカルの方もあまり持っていない印象です。

その代わり、中華、タイ、ベトナムをはじめ、インドやトルコ、レバノンなど世界各国の料理が食べられます。日本食レストランのクオリティを踏まえると、(オーストラリア風にローカライズされているとは思いますが)、国際色豊かなのは個人的には好感触。

しかし、和食には敵いません笑一時帰国してわかったのは、日本食の良さ。新鮮で手の込んだ食事をお値打ちにいつでも食べられる。10年前の留学では感じなかったことで、恥ずかしながら歳を重ねて改めて気付きました。

最後に

人、住居、お金、ご飯という側面で違いを覗いてみました。個人で価値観の分かれるところではありますが、僕としては人の気質とお金のあり方はオーストラリア、住居とご飯は日本が心地よいという感じです。ところで、そんな食べるの大好き人間な僕が今回の帰国で食べてきたのがコチラ。

・モーニング(カフェ)
・100円寿司
・食べ放題 焼き肉
・釜炊きご飯
・煮干しラーメン
・ひつまぶし
・ご飯のおとも(明太子、じゃこなど)
・コロッケ
・魚(干物、かす漬、ムニエル、塩焼き)
・おでん
・煮物
・カツオのたたき
・手羽先
・ハンバーグ、ステーキ
・海老しゃぶ
・おひたし
・蟹鍋
・トンカツ(矢場とん)

・・・けっこう食べたな笑。

とは言え、1週間では日本のご飯を堪能し尽くすことができなかったのが一時帰国での心残り。焼き鳥、コンビニ弁当、冷奴、しゃぶしゃぶ、スーパーカップ(アイス)など。つまり、上でも触れましたが、それだけ多彩な食に溢れているということです。

次に帰国したときにこの記事を見直して、改めて食べるものリストを作りたいと思います。次回は④〜⑥について投稿します。

では。

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