【教員の給与2】公立教員の格付け(号数)はどう上がっていくのか。一例を紹介。

Kai
Kai

実際に、何号あがるん?

ども、Kaiです。

教員の専修免許について、滞った書類も何とか完結しました。提出を無事に終えたのでいよいよ最終審査待ちです。

さて、教職を退職したり免許を申請したりする過程で教員の給与に関心を持ちましたが、そもそも教員の給与ってあまり公表されないですよね。

自治体ごとに異なるとは言え、薄給と言われる教員の給与ってどうなってんのという話です。ということで今回は僕のケースを例に給与の昇給について話していきます。

まず、給与は号級によって決まります
(詳しくはこちら。)

1級:常勤講師
2級:教諭
3級:教頭
4級:校長

おおむねこの分類です。そこに号数が振り分けられており、そこの掛け合わせで給与が決まる仕組み。一種免許(大卒)だと5号からのスタート、専修免許(院卒)だと17号からのスタートと言われています。僕は学部卒で高校に勤務したので最初は2級5号ということになります。

これが毎年4号ずつ(常勤講師は3号ずつ)上がっていくと言われています。評価が良ければ5号上がることもあります。噂ですが、著しく良ければ8号上がることもあるのだそう(すごい。)

そこで僕の昇級を確認してみたら、以下のとおりでした。

1年目・・・7号
2年目・・・11号 (+4)
3年目・・・16号 (+5)
4年目・・・20号 (+4)
5年目・・・25号 (+5)
6年目・・・30号 (+5)
7年目・・・34号 (+4)
8年目・・・39号 (+5)

8年後に愛知県の教員を退職したとき、僕の号級は2級39号給でした。あれ?スタートが7号だったんですね。これは恐らく、給与選定の方法がさらに細かくあるのでしょう。

これ4号と5号は何が違うんでしょうかね。前年の評価が翌年に反映されるわけですから7年目が+4ということは6年目の評価が「+4号」ということですよね。

正直、あの年は学年主任として全力を尽くしたつもりでしたが、評価としては少し物足りなかったようです。期待値が高かったのかもしれませんが、まぁ、自身の力不足を棚に上げてはいかんな笑。

僕の方法がどの県でも同じであれば、教育委員会に自分の経歴の履歴を申請すれば上記のような昇級率は見られます。ただ、ご自身の勤務校の事務や管理職に確認するのが確実です:)

もし給与の透明性や評価について興味がある方は、一度確認してみるのも良いかもしれませんね。僕の体験が、教員として働いている方やこれから教職を目指す方の参考になれば幸いです。では、また次回!

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