ども、Kaiです。
今週末にオーストラリアへ帰るぞ〜! ということでふと思ったスマホ事情。特に海外で使うとなるといろいろな選択肢があります。今回はそんな海外のスマホ事情について書いていきます。
海外でスマホを使う方法
そもそも海外滞在中にスマホを使うには、どんな方法があるのか。いい機会なんで、僕も一応4回渡豪した身としてどんな選択肢があったかをまとめてみました。
①日本でポケットwifiをレンタル
旅行や出張のような数日〜2週間ほどなら日本からポケットwifiを持参する方が多いと思います。
②現地のポケットwifiレンタル
1ヶ月〜2ヶ月の滞在ならば、滞在先でポケットwifi借りるのも手です。月に50ドルほどで借りて使うことができます。
③国内のSIMを残したままで現地のsimカードを購入・使用
1ヶ月〜2ヶ月の滞在でお使いのスマホがSIMフリーであれば、コスパがいいかもしれません。基本プラン1ヶ月分は被りますが、許容範囲ではないでしょうか。
④国内のSIMを解約し、現地のSIMカードを購入・使用
1年以上の長期滞在となれば、そもそもSIMフリーのスマホにして、日本で使っていたSIMを解約し、滞在先でSIMを購入するのが一般だと思います。
⑤ eSIMカードを購入・使用
実際のカードが必要ないネット上で完結するSIM。テクノロジーの発達を感じますな。期間も1週間〜1ヶ月と幅広く、コード入力で割安に購入できることから最近の旅行者には人気な手段だと思います。デメリットは安いのはデータ容量が少ないこと。
ここで僕は今回③国内のSIMを残したままで現地のSIMカードを購入・使用に決めました。
4回をどう切り抜けたか
1回目のオーストラリア
2013年の最初の留学では②現地のポケットwifiレンタルを採用。つまり、日本のプランの料金を払いながら、機内モードにしてポケットwifiを使っていたのです。電話は現地で小さな携帯をもう1つ用意し、そちらを使っていました。
日本で払う基本プラン+ポケットwifi(40ドル)+現地の携帯電話(10ドル)ですかね。はっきり言って割高でした。まだ10年前(2013年)は大手キャリアの基本料金も高かったですし、かといって当時はポケットwifiも無制限では使えず。無知ゆえの選択でした。
しかし、当時ポケットwifiを日本人のいるオフィスで借りられるという心強さや自分の番号を残しておきたいという思いがあったのでそれで1年乗り切りました。
2回目のオーストラリア
2016年、2度目の留学でも再び②現地のポケットwifiレンタルを採用しました。このときは事業派遣のプログラムがそもそも5週間という短い期間、以前は有限だったポケットwifiのデータ量が無制限になっていたこと、そしてレンタルコストが50ドルくらいだということがわかっていました。
SIMカードを抜いて登録する手間が面倒でした。自分しか使わないので電波がスムーズだし、無制限となったwifiとそのコストも踏まえてこの時はあえての選択でした。
3回目のオーストラリア
2017年の3度目の渡豪は①日本のポケットwifiレンタルを採用しました。2週間だったのでそのまま日本で借りた方が簡単だったからです。
ただし、今回の渡豪時に行ったニュージーランド旅行でeSIMの有用性に気付いてしまったのも確か。次の小旅行は⑤ eSIMカードを購入・使用を選ぶ可能性が高いです。
4回目のオーストラリア
そして2023年4度目の大学院。今回は1〜2年になることがわかっていました。当初はSIMを解約するつもりでしたが、ギリギリ最後に③国内のSIMを残したままで現地のSIMカードを購入・使用に決めました。
利用している格安SIM(Y!mobile)のプランを最安値へ変更し、月に2,178円を払います。この状態で、現地のSIMカードで月30ドル払うことにしました。支払う額は合計50ドルほど、日本円にして約5,000円です。
SIMを解約した場合、費用的なメリットは以下のとおり。
・月々の約2,200円がなくなるため、1年で26,400円、2年で52,800円払わなくて済む。
一方SIMを解約しない場合、次のことがメリットとなります。
・電話番号が変わらないためパスワードのSMS認証が使える。
・電話番号でしかつながっていない方と連絡が途絶えない。
・一時帰国でも回線が即使える。
また、2年以上滞在となれば、経済的な余裕が生まれているはず。未来の自分が現地の家賃2週間分にも満たない530ドルを決定的な痛手とは考えにくいというのも後押ししました。
ちなみに大手キャリアでは月500円ほどで電話番号を保持できるサービスがあります。
最後に
いかがでしたか。今回はあり得る「海外でスマホを使う方法」と僕の経験を紹介しました。どうやってスマホを海外で使うか。お金は間違いなく大切な要素です。しかし、価値観も同じくらい大切なのではないでしょうか。
結論、長期で留学する場合、SIM入れ替えで間違いはないと思いますが、帰国を前提とするのなら日本のSIMは取り置いておいてもいいのではないか、そんな風に思いました。一意見として参考になれば嬉しいです。
ちなみに来週1週間だけオーストラリアへ戻りますが、実はオーストラリアのSIMをまだ解約していないので③国内のSIMを残したままで現地のSIMカードを購入・使用です。
使えるデータ容量や他の選択肢を比較したときに、なんと8月末からSIM代を払い続ける方がコスパが良いことが発覚したのでした笑。間隔が空いたら次はeSIMですな。では。
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