【教育:GLL Strategies】英語学習をより効果的に。優れた学習者の共通点を紹介:)

Kai
Kai

自身の英語教育をアップデートするために渡豪、大学院でTESOLを修了したところです。

こんにちは、Kaiです。日本の夏は蒸し蒸ししていると知人友人から報告をもらっています。ウーロンゴンは相変わらず朝晩冷える日々が続いております。さて、今回は大学院で学んだことをまとめます。

英語をより効果的に学習する心構えとして、優れた学習者の共通点を紹介します。その名もGood Language Learner Strategies、通称GLL Strategies (Cook, 2016; Naiman et al, 1978)です。

学習者や生徒が1つ目指す姿として知っておくと理論的な強みとなるでしょう。

以下が優れた学習者に共通するストラテジー(GLL strategies)になります。

1: 優れた学習者は自分達にとって最適な学び方を実践している
2: 優れた学習者は積極的に自身を投じる
3: 優れた学習者は言語体系とコミュニケーションのバランスが取れている
4: 優れた学習者は向上意欲に富む
5: 優れた学習者は全ての単語に母国語を介さない
6: 優れた学習者は恥を意に介さない

Find a Learning Style That Suits You

そもそも優れた学習者は授業で網羅できないと知っています。その部分については家で自分で文法書を読むなど自身の快適な方法で補完するのです。

要は、自分の学習法を見つけていて、与えられたものだけで完結しない、ということですね。

Involve Yourself in the Language Learning Process

優れた学習者は積極的に取り組みます。その姿勢は必ずしも目に見えるわけではありません。言ってしまえばラジオや洋画などにも関心を持つのも一つの側面。関わろうとする姿勢ですね。言われてみればそりゃそうです。

授業の内容をそのまま受身で受けている生徒と比べ、メモを取ったり質問したりする生徒、たとえば授業の外でリスニングをする生徒がアドバンテージを取らないはずがありません。

Develop an Awareness of Language Both as System and as Communication

これもその通りですが、実際に体現できる生徒は一握りではないでしょうか。そもそも英語なんて日本語と全っ然システムが違います。そもそも文字が違う笑。ゆえに文法体系を学ぶことは非常に大切です。一方で、アウトプットしなければ、タンスにしまって一生着ない服と同じ。

言語体系とコミュニケーション、どちらがより大事なのか論争は過去10年ほど繰り広げられてきましたが、そもそも両方大事なんです。そのバランスが取れていれば当然いいよねという話。

Pay Constant Attention to Expanding Your Language Knowledge

これは仮説検証やPDCAの実践にあたります。知らないことに仮説を立て、失敗を重ね、確認しながら学んでいく。

例えば、「一方で」と言いたくてOn the other handを使ったが、Meanwhileと先生に直された。ここから「関連する話題の中で不特定に『一方で』と言いたい場合はMeanwhile」といった学びを得ていく。そういった学習に肯定的で意欲的だということです。

Develop the Second Language as a Separate System

これもその通りですね。例えば対象物を頭の中の概念に結びつける処理をしたとき、その方法は以下の3通りと言われています。

① ○ →まる →円型の図
② ○ →Circle=まる →円型の図
③ ○ →Circle →まる →円型の図

①は母国語の習得プロセスと言われています。②は日本語と英語どちらでも即座に理解できるプロセス。③は日本語に訳して理解するプロセス。

英語学習をすべて①で捉えるのは難しいでしょう。しかし、②のようにポンっと英語が浮かぶものをわざわざ③のように処理する必要はありません。○は“circle”であり“まる”である。

その程度は人によりますが、優れた学習者は②のように処理しようと努めているということです。ちなみに原書はネコで説明しています。(Cook, 2016, pp. 59-61)

Take into Account the Demands That L2 Learning Imposes

「へんちくりんなエラー?どんと来いよ。」というマインドセットです。これは上達の登竜門。アプローチに関わらず必要な姿勢だと思います。

まとめると、

1.最適な学び方を実践している
2.積極的に自身を投じる
3.言語体系とコミュニケーションのバランスが取れている
4.向上意欲に富む
5.全ての単語に母国語を介さない
6.恥を意に介さない

いかがでしたか。今回は、GLL Strategiesを紹介しました。

優れた学習者は環境依存ではなく、自分で学習体系を作っているということでしょうか。だからと言って授業や講義を疎かにはしない。たしかに勉強上手な生徒の傾向を振り返ると、僕の経験からもそういう人が伸びていた印象です。

「意味ない」と短絡的に結論付けず、「どうすれば自分の学びに活かせるか」を考える。変えられない環境をどう最大限生かすのかに終始している学習者は強いですね。

英語を伸ばしたい方、優れた学習者のストラテジーを実践し、ぜひ理論的に上達しやすい自分・・・・・・・・を構築してみてはいかがでしょう:)では。

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