【留学 家探し編2】どんな家に住むのがいいのか。いい物件に住もう!

Kai
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いい物件に住みたい!いい物件に・・・

いい物件・・・いい物件ってどんな物件?

こんにちは、Kaiです。サマータイムに突入し、日本との時差が2時間となりました。今週は課題の週で授業がありません。予習がないだけでかなり負担が変わるんだなと実感中です。

さて、家探しについては以前、使ったサイトや踏む手続きなどを紹介しました。前回の記事はコチラ。「いい物件に住みたい」というのは誰もが抱く思い。海外ならなおさら安心して住めるようこだわりたくなります。

しかし、ひとえに「いい物件」と言ってもその定義は千差万別。オーストラリアにて経済面で圧倒的な負担となる家賃ですが、家賃面だけを考えればいいのでしょうか。いざ、いい物件を探そうとしたときに具体的にどういう物件が自分にとっていい物件なのか。今回はそれを整理するポイントを紹介したいと思います。

結論として家を探す上であらかじめ押さえておきたい要素は以下の3つ。

・どこに住むか
・何に住むか
・誰と住むか

ここに

・ご自身のステータス

を掛け合わせた時の納得解「いい物件」です。

どこに住むか

シティに住むか、郊外に住むか。

ウーロンゴンのシティに住めば、よほど生活に困ることはありません。インフラは比較的整っていますし、セントラルというモールもあります。フリーバスもループで回っています。利便性はウーロンゴンエリアの中でも頭ひとつ抜けていると言えるでしょう。

また、North Wollongong駅付近(特に駅の東側、ビーチ側)もシティエリアとカウントしていいと思います。坂道だらけですが、それでもシティまで徒歩圏内です。駅の西側、大学側も歩くのが好きならシティの徒歩圏内になると思います。

大学の近くに住むか、ビーチの近くに住むか。

大学の近くに住めば、当然大学へのアクセスは申し分無しです。設備の整った大学の図書館は平日8:00〜22:00、土日は10:00〜20:00まで利用可能。これらをいつでもすぐに活用できるのは非常に心強いのではないでしょうか。図書館を自分の学習部屋としてカウントして部屋を探すこともできます

ビーチの近くに住めばすぐに気持ちをリフレッシュできます。ビーチサイドやビーチ近くに住めるのもウーロンゴンならではの選択肢です。平日の朝、朝日を眺めながら散歩して1日を始める、そんな生活も可能です。日本でビーチにずっと住むのは・・・と思っている方も大学に留学する間なら・・・と考慮に入れてみてはいかがでしょう。

駅の近くに住むか、バス停の近くに住むか。

駅の近くに住むメリットは言わずもがな。しかしながらgoogle mapでも確認できますが、ウーロンゴンの路線図はこれでもかというくらいシンプル。車を所有しなければバスなしでは全く交通網を成立させられません。また、Eバイクのように電動バイクを使うか、どんな道でもドンとこい精神でなければ坂道だらけのウーロンゴンエリアは結構不便です。そうなるとバス停の近くに住めるかどうかもポイントです。

どんな部屋に住むか

シェアハウスに住むか、スタジオに住むか。

これも大きな要素です。

シェアハウスでは、だいたい自分の部屋があり、キッチンやリビング、バスルームを共有するのが一般的です。利点はシェアメイトと住むので毎日交流がある楽しさ。英語を話すきっかけにもなります。費用を割ることができるのもポイント。

たとえば月60ドルのwifiを3人でシェアすれば1人20ドルで使うことができます。難点はシェアメイトと馬が合うかグランドルール(共同生活のための基本ルール)があるかそれが機能しているか完全なプライベートがない、などが挙げられます。

スタジオタイプとは日本でいう1Kみたいな間取りの部屋です。完全なプライベートが約束されている安心感があります。キッチンやバスルームも使いたいときに使いたいだけ使えます。難点は他人との交流がない点です。また、家賃や光熱費を全額負担することになるので費用が高くなりがちです。

家具付きにするか、自分たちで揃えるか。

こちらも考慮事項です。家具が揃っている場合は非常にスムーズに引越しできますが、自分(たち)で使いたいものを選べないということの裏返しでもあります。

自分たちで揃える場合、調達が大変だという点が課題です。最安値で揃えるなら家具付きの方が上等かもしれません。一方でfacebookなどで上質なベッドを揃えることも不可能ではありません。

誰と住むか

シェアするか自分(たち)で住むか、またホストになるかゲストになるか

これも大きな要素です。シェアするか自分(たち)で住むかは上のシェアハウスとスタジオタイプと重なります。

学生同士で住むか、一般の人と住むか

また、学生同士で住むか一般の人と住むかでも家の中の雰囲気はガラッと変わると思います。学生同士であればお互い連絡をとりやすく、家でも課題の悩みなどを共有できるかもしれません。一般の人と住むと大学以外の話ができます。これは話題の多様性に繋がるので結果的には英語の勉強にもつながると思います。

国籍バックグラウンド

こちらも要素には入ると思います。生活の前提がそもそも違い過ぎるとストレスになるからです。自分たちの文化を許容しあえるかは共同生活に欠かせません。

いい悪いは別としてDengon.netのような日本人コミュニティの色の強い掲示板が根強いのも結局同じ文化基盤で生活している人の方が勝手がわかっていて快適であることの裏返しのような気もします。

ステータスとの組み合わせ

これらに単身か帯同か、健康状態、体力、考え方、性格といったご自身のステータスを組み合わせて自分(たち)の生活をできる限り現実的にシミュレーションすることをオススメします。

・体力に自信のある単身でみえた方
・配偶者を帯同した夫婦
・子どもも含めて家族で来た方

みんな状況が異なります。また、たとえば配偶者を帯同した夫婦1つとっても

・外向的か、内向的か、楽観的か、悲観的か
・新しいことが好きか、保守的か
・英語力はどうか
・働く予定があるか

など多様に分かれます。

ウーロンゴン遠郊にスタジオで住む場合、単身なら自分がいないとき部屋には誰もいないので特に心配することはありません。しかし夫婦であれば、学生の方がいない間、配偶者は誰とも話すことのない時間を費やすことになります。そんな中でシティに行こうにも郊外ではアクセスも限られてしまい出かけることもままなりません。

一方でシェアハウスで住む場合、家が1つのコミュニティになり幾分か孤独感は和らぐかもしれません。また、配偶者が内向的で家にwifiさえあればいいという方であればそれはそれで1つの案となります。

ウーロンゴン近郊に住む場合、Wollongong駅の北側であるNorth Wollongong駅やFairy Meadow駅にはシティループが通っていますが、南側のConiston駅には通っていません。Coniston駅の物件が他より週10〜20ドル安かった場合、それでもそこに住むかどうか。

逆にWollongong駅まで徒歩30分、近くのバス停までも10分以上かかる物件とConiston駅まで徒歩3分の物件を比べたときにそれでもシティーに住むかどうか。収入があるかどうかも論点です。

日本人の方には少ないですが、シドニーに住む学生もそこそこいます。シドニーの郊外に住むとなった時、普段の生活圏がシドニーになることで、より活気溢れた生活が送れるかもしれません。仕事も見つけやすいかもしれません。

一方で大学までの移動時間はかかりますし、大学の設備やウーロンゴンののんびりしたビーチを余すことなく享受するのは難しいでしょう。UOWはLanguage Exchangeやキャリア関係のサポートも充実しているのでそれらを見送ってでもシティに住むかどうか。

あっちが立てば、こっちが立たず。今あげた例もそれぞれバラバラで複雑な判断基準を求められるように思えますが、基本はどこ・どんな家・誰と住むのか × ご自身のステータスだと思います。完璧はありませんし唯一解もありません。あるのは納得解だけです。

僕は奥さんと相談して時間や利便性を買うことにしました。ビーチまで歩いて5分のスタジオに週350ドル(水道代込)で住んでいます。North Wollongong駅まで歩いて20分弱。シティーループのバス停まで歩いて3分。シティまで徒歩圏内。シドニーまで遠いし少し家賃も高いかなと思いますが、大学にすぐ行けるしのびのび生活できるので納得して・・・・暮らせています

オススメ

とは言え、個人的なオススメもあるのでそちらをご紹介したいと思います。

僕の個人的なオススメはウーロンゴンエリアで言えばWollongong駅かNorth Wollongong駅のビーチ側のエリア、次いでFairy Meadowのマックやケンタッキーが並ぶエリアで、シティーループのバス停が近い物件です。

ビーチに近い、比較的活気がある、シティが近い、無料バスをすぐに捕まえられる、大学も近いというのが主な理由です。他の町も素敵な部分が多く、たとえば僕が最初住んでいたDaptoも非常に魅力的な町です。しかし、利便性を考えるとどうしても中心地に住みたいと思ってしまいます。

また、シドニーまで1時間30分で行けるというのはWollongong駅からの計算になるので、それより南に下るとその分シドニーが遠のきます。Fairy Meadowが一段オススメ度として低いのはWollongong駅、North Wollongong駅に停まり、Fairy Meadow駅には停まらない電車があるからです。ウーロンゴンで生活が完結する場合は問題ないのですが、せっかくオーストラリアへ来たのならシドニーに遊びにいきたい!ということで。

シドニー近郊に住むならば、Hurstville駅を最寄りにできるエリアを候補に入れます。Wollongong駅 ー Hurstville駅 ー Town Hall駅(シドニー)という並びでHurstville駅も大きな駅でシドニーまで電車で30分で行ける位置にあること、大きなモールがあり生活に不便がないこと、空港もすぐに行けることなどが理由です。ただ、住んだことがないので治安や立地などはいまいちわかりません。もしシドニー近郊に住むことになったらその時はまた報告したいと思います。

ウーロンゴンエリアでの生活に満足していますが、正直シドニーから通うのもアリだったなとは思っています。当初、勝手を知らなかったことで候補のエリアに入れていなかったためウーロンゴンで探しましたが、知っていたらシドニーエリアに住んでいた可能性は十分ありました:)

まとめ

いかがでしたか。

いい物件に住みたいというのは誰もが抱く感情だと思います。しかし、具体的にどういう物件がいいのかは人それぞれで、究極的には個人の価値観の延長に過ぎません。オーストラリアは「人と比べずみんなそれぞれでいいじゃない」という国です。自分がその家に納得していたらそれでいいんです。

1つ注意したいのは、「最低〇〇ヶ月は住んでください」という物件が多い点。引っ越して「やっぱ違うな」となったとき、場合によってはすぐ次の物件へ引っ越せないので心得ておきましょう。

冷静に条件を整理して、自分(たち)にとっての最良物件を見つけていきましょう!

では。

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