【留学 家探し編1】オーストリアで家探しをスムーズにする方法。情報量で差をつけよう!

Kai
Kai

家探し 何から始めりゃ いいんだろう(字余り)

こんにちは、Kaiです。毎週月曜のフットサルのリーグ戦、日本チームの一員として初参戦。みなさん上手で息抜きレベルを遥かに凌駕した運動量でした。

さて、留学で不安な2大要素。それが「家」「仕事」ではないでしょうか。その中の「家」について今回は考えてみました。オーストラリアで部屋を探そうとしたときに気づくのが、実は「そもそも何を使ってどう調べればいいのか」からスタートになるということ。そのため非常に不安が膨らむわけですね。

今までの経験を経て、スムーズな家探しの1つと言える方法に行き着きました。もしかしたら役に立つのではないかと勝手に思ったので今回は家を探す方法と、僕なりのベスト案を書いていきます。1つの参考として読んでいただけると幸いです:)

家を探す方法

オーストラリアで家を探すとき、基本は以下の流れです。

1. 物件を見つける
2. 担当者や募集者に連絡
3. インスペクション(内見)
4. 契約

物件を見つける

まずは目ぼしい物件を見つけましょう。物件は基本インターネットで探します。日本と違い、基本的に不動産会社のオフィスに直接行くことはありません。そこで気になるのが「どんなサイトがあるのか」ですが、活用できるサイトは以下のとおり。

Gumtree
オーストラリアの国内最大級の掲示板。知っている人も多いと思います。家の他にもいろいろなものを売り買いできるオンラインマーケット。仕事探しなどもできる幅広い掲示板です。

Flatmate
Gumtreeの家探しに特化した感じのサイトでシェアハウスやシェアメイトを探せます。プロフィールのこだわり条件を登録するとそれに近い物件を通知してくれます。ただしアップグレードすると使い勝手が良くなる仕様なので、無料登録でいる限り返信率は低い。

Realestate.com
家を探していると伝えるとローカルの人がまず教えてくれるサイト。物件を掲示するサイトで、契約者本人になる前提です。シェアメイトを募集するサイトではないので、ルームシェアなどを探す場合は基本使えません。

Rent.com
ローカルの友だちに教えてもらったサイト。使い勝手は悪くないものの、出てくる情報はrealestate.comとほぼ同じ。

Domain
キレイに整理されていて見やすいにも関わらずあまりローカルの人からは出てこないサイト。留学生は知っている方もみえました。現地の認知度はあまり高くないのかも・・・?

Facebook
世界で圧倒的な利用者数を誇るSNS。日本では下火傾向ですが、世界ではまだまだスーパー現役です。

あとは、TenantAppというアプリもスマホに入れておくと物件探しには役に立ちます。

他にもCheersJams.tv日豪プレスのような日本人向けの易しいサイトなどもあります。

この中で、ズバリ使い勝手が良かったのはFacebookRealestate.com、そしてTenantAppです。決め手は、高い返信率

居住者募集はサイトで被っていることも多く、連絡したらもう決まっていたということもよくあります。これは別のサイトで入居者が決まり、他のサイトへの掲示を取り下げるまでの間に連絡していた、
ということがあり得るためです。

その別のサイトとして上がる筆頭がFacebookというわけです。さすが世界を席巻したSNS。

Realestate.comが上がる理由は、電話で連絡するのでほぼ確実に返答がもらえるからです。シェアメイトではなく不動産会社の担当者が物件を扱うため、基本的に電話すれば即時に最新の状況を知ることができます。オーストラリアは物件に対して担当者が確定しているので、どのサイトから電話しても対応するのは同じ人になります。

Realestate.comが他のサイトと一線を画したのは、現地の人が最初に口にするサイトだったからです。笑

TenantAppはRealestate.comのような契約者を募集する物件の内見を調整するアプリでそういう物件を探す場合はインストール必須となります。スケジュール管理もしやすくなり便利でした。

当然他のサイトで見つけている方も多いと思いますので、あくまで一例ですが、FacebookとRealestate.comでのリサーチはある程度の的を射た選択肢だと思います。

担当者や募集者に連絡

1.部屋の契約者が入居者を募集している場合
物件は既に誰かが借りていて、その人がルームメイトやハウスメイトを募集するパターン。オーストラリアはベッドルームを複数もつ物件も多く、借りた人が又貸しできるようになっています。

この場合、多くがメッセージでのやり取りになります。

返信率は相手次第というのがもどかしいところですが、数打って当てに行く姿勢が大切です。返信が来ないままフェードアウトも普通にあるので「そんなもんだわな、よし次行こう」くらいのマインドで探しましょう。

2.部屋の契約者になる場合
①でも書きましたが、物件の担当者が決まっているのでその人へ連絡すればOKです。

TenantAppのインストールの案内とインスペクション(内見)の日程調整をしてくれます。ただし、この内見も確実ではないので気をつけましょう。自分より先にインスペした方が決めてしまえばその時点でその物件は終了です。

電話が不安という方は、こんな感じで話せば大丈夫です。

Can I just ask about a property located in 住所 ?
Is it possible to have a look at more pictures on top of ones on the website?
And can I arrange the time to view this property?

※場合によっては担当者が他の写真を持っている可能性もあるので私は一緒に訊いていましたが、インスペだけなら2文目は不要です。

追って連絡するけど電話かメールどちらにする?と聞かれるのでメールと答えれば以後電話はありません(個人的に英語の電話って難しいのでありがたかったです笑)。

インスペクション(内見)

インスペクション、いわゆる内見ですがコレは指定された日にちと時間にその場所へ行き実際に内見して終了です。

びっくりするのはまだ住んでいる人がいても普通に内見すること。日本では考えられない大きく違うところです。

契約

今回私はFacebookの物件で契約したのでそのケースでお話しします。

契約するとボンドと呼ばれる敷金みたいな保証金を払うことになります。部屋の契約者が入居者を募集している場合はそれで終わりですが、部屋の契約者になる場合はそこからいろいろ審査が入り面倒なのだそう。

私はその中間的な立ち位置で今回契約したので、手続きは正規のように領収書など発行しつつ、不動産会社は通していない分審査に時間はかからずという具合でした。

私なりのベスト案

最後に僕が経験から導いた長期留学の家探しベスト案を紹介します。
それは・・・

単身前のりホームステイ作戦です!!

これが1番スムーズだと思いました。私は今回大学の始まる7月中旬の4週間前、6月下旬から渡豪しました。この4週間で家を見つけ、諸々の手続きを完了させて後に来る奥さんを迎えるというプラン。

元々、前のりしたのは

・大学寮の申請が通らなかったこと
・自分がオーストラリアに馴染みがあること
・1人分のホームステイ代を減らして費用を節約すること
・大学の難易度を把握できていないので大学が始まってから探すのは少し不安だと想定したこと

これらがゆえですが、結果的には以下のことが後押しとなり功を奏しました。
私がこの「単身前のりホームステイ作戦」を推す理由は以下のとおり。

1.土地勘がわかる
2.現地の情報がわかる
3.住所が必要な手続き一式を完了できる
4.Rental Referenceを書いてもらえることもある

※ちなみになぜ単身かは最後に書いてあります。

土地勘がわかる

Googleマップで何度もウーロンゴンの街を見て、さまざまな情報に踊らされたわけですが、1番手っ取り早い解決策はやはり現地に行くことです。

実際に住んでみると

ウーロンゴンからシドニーへ仕事に行く人も多い、

電車は夜遅くまで運行している(ただしアクシデント多数)、

市街地はシドニーに似て意外と坂が多い、

実は大学の周りに住むよりもシティに住んだ方が利便性は高そう、

シティーループのフリーバスの停まるバス停が近いと便利、

などの現地の感覚が馴染んできます。これが家探しにどう役立つかというと条件の付け方がより的確になっていくのに一役買います。

地図上では大学に近いけど夜は仄暗い雰囲気を醸していてちょっと自分には合わないかも。

地図上だと駅から離れているけど、バス停がすぐそばにあるから意外と良いかも。

距離は短いけど急勾配の坂道だから生活は少し大変かも。

こういった土地の肌感覚がより適当な物件の優先順位に繋がるのです。特にウーロンゴンやシドニーは坂道が顕著なので土地勘は必須と言えるでしょう。

現地の情報がわかる

これは、なぜホームステイかというところに関わってきます。

ホストファミリーは身近な人たちの中、最初の時点で最も信頼できる人たちです。ホストファミリーと良好な関係を築くことができればそのサポートの威力は絶大。

この場所は夜になると治安が良くないからやめた方がいい、

この場所は前ホステルだった名残があって人がすぐ入れ替わるから落ち着かないかも、

といったそこに長く住んでいないとわからない情報をたくさん教えてくれます。それにより私も当初狙っていた物件が好ましくないと事前に分かり、避けることができました。

住所が必要な手続き一式を完了できる

こちらへ来ると、タックスファイルナンバーを登録したり、銀行口座を開設したり、OSHC(留学生健康保険)を開始したり、必要な手続きがたくさんあります。

それらは銀行カードや保険証など配送されるものも少なくありません。そうした一式を4週間あればすべて必要なものを受け取るところまで終えることができます。住所が使える強みはかなり大きいです。

また、手続き上でわからないことがあれば気軽に尋ねることもできます。不思議なことに、いざ自分事となると・・・・・・・・・「これでいいのか不安だ」という点がいくつか出てきます。そのときホストファミリーに頼れるのは心強いです。

Rental Referenceを書いてもらえることもある

上記のとおり、ホストファミリーと良好な関係を築くことができれば、または、とても親切なホストに出会えればRental Referenceと呼ばれる推薦状のようなものを書いてもらえることもあります。

コレが単身前のりホームステイを推す最後にして最大の理由です。

いい物件は得てして応募が殺到します。そこで貸し手は効率良く賃貸業務を進めるために応募者をスクリーニングすることがあります。それが「Rental Referenceという推薦状を持っている人のみ対応します」という条件です。

もしあなたがその推薦状を持っていたら? 圧倒的なアドバンテージですよね。

僕もその推薦状をホストマザーが書いてくれたことでその条件下の物件に住むことができています。その威力たるや身を以て立証済みです。ただし、これはホームステイによるのでRental Referenceは書いてもらえるとラッキーくらいでいいと思います。

最後に

いかがでしたか。
今回は家探しについて、実情も踏まえながら書いてみました。

もちろん一例です。こっちの方が安いとか、他のパターンの方がいいとか人の数だけあると思います。しかしながら、かつてのメルボルンの語学留学を踏まえても個人的には単身前のりホームステイが最善な気がします。

ちなみに4週間にしている理由ですが、準備期間として時間がフルに使えるので4週間以上は取り立てて確保しなくても家探しについては間に合うかなと思うことと、ホームステイの最短期間が4週間という条件により4週間以下は申請ができないことが主な理由です。

ホームステイはかつて当たり外れがあると言われていましたが、最近はかなり良くなった気がします。ホームステイ仲介会社も「今月のベストホスト賞!」みたいなイベントをされていて、より充実したホームステイを提供しようと努力してくれています。

1つだけ補足しておきますが、もし資金があったとしても「単身・・前のりホームステイ作戦」です。2人分の資金が賄えたとしても同じホームステイ先になるかは全く保証されていないからです。ここがホームステイの難しいところ……ぜひ解決してほしい課題ですね。

では。

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