語学学校と大学進学はどう違うの?
どうも、Kaiです。今回は雑多な記事です。
大学も始まって2ヶ月ほど経ち、春期もいよいよ佳境となりました。相変わらず課題量が半端ないですが、なんとかついていっている状態です。奥さんともどもこちらの生活に慣れてきて、いわゆる”日常”が出来つつあります。
そんな中、留学をしながらふと以前の留学と比べることがあります。英語力向上を最上位においた留学と、大学での勉強を最上位においた留学。両方を経験した身として感じた違いを書いていこうと思います。
感じたままで取り留めないですが、もし良ければ読んでみてください。留学を考えている方の参考になれば幸いです。
留学エージェントの恩恵
これは非常に感じています。言ってしまえば、語学学校へ通う語学留学の方に恩恵があります。
語学留学として人気の高いオーストラリア。語学学校のエージェントについては
生徒確保するために語学学校が特色を出す
↓
生徒が増える
↓
選ばれるためにエージェントのサービス向上
こんな好循環があるのではないでしょうか。ビザの申請代行や渡豪前に銀行の口座開設サービス(今はできなくなったようです)、授業料のディスカウントや事前英会話講習など至れり尽くせりです。
大学進学についてはあまりそういった恩恵はありませんでした。
肌感覚ですが、大学進学はそもそも取り扱うエージェントが少ないというか参入障壁が高いのかもしれません。必要な手続き一覧を教えてもらい、自分でそれらを処理していく感じでした。おかげで前回やってもらっていたことを自分で扱った分、経験値が上がったと思います。
どちらも素晴らしいエージェントさんでしたが、留学生が受ける恩恵という点に関しては語学学校の方が大きかったです。
交友関係
交友関係は語学学校の方が作りやすいと思います。
同じメンバーが少人数で同じ授業を受けるという構造、英語力を伸ばすために活動で交流する機会が多い授業形式。学生ビザだけでなくワーキングホリデービザでもすぐに入学できる手軽さ。非常に魅力的です。
もちろん大学もインターナショナルや交換留学生が多いのでとても国際色が豊か。ただ、規模が大きいため集まる学生が多く、同じ国の学生が集まっている印象。そして大学は誰もが課題に追われます。働いている学生も多く、時間がそもそもあまり合わないというのも大学の交友関係を作る難しさにつながっているかもしれません。
また、特定の国の学生の確保に注力しているところもあるそうで、大学によっては国籍に偏りが出てくる可能性もあります。ウーロンゴン大学はインド系の方が多い印象です。
ただ、僕の友人もインドはもちろんベトナムやモンゴル、タイやケニアなど様々なので大学も国際色は非常に豊かです。あくまで自分の関わり方次第ではありますが、語学学校は初日から交友関係が幅広いので、友人の作りやすさという点ではそれを目的の一つにしている語学学校の方が友だちが作りやすいと思いました。
英語の立ち位置
英語の立ち位置が違うなぁと感じました。
スピーキングで言えば
語学学校は 英語を使う! → 交流!
大学進学は 交流 → あ、言葉違うのか、じゃあ英語で。
感覚的にはこんな感じです。大学進学にはIELTSと呼ばれる英語テストで6.5が求められます。したがって基本的には皆さん英語を話すのが普通なんですね。
もちろんIELTS6.5を持っているからと言って完璧に英語を話せるかというと全くそんなことはありません。語学学校にいる学生の方が上手に英語を話すというのも全然ありえます。個人的にもスピーキングについては語学留学の時ほど活用していません。僕が内向的になったわけではなく、話す機会がそもそもないという感覚です。もしかしたら語学留学の時の方が喋れたかもしれません(そうではないと信じたいですが)。笑
リーディングとライティングについては大学が圧倒的です。恐ろしいくらい文献を読みます。笑
例えば僕は今期で4科目取っていますが、予習として読み物の課題が毎週それぞれ30〜60ページくらいあります。そこで大事になるのが適切なリーディング。学校教育でひたすら習ってきた精読は詰まったときの1テクニックとして役に立っています。とはいえ教授も全てを読む必要はないと言っていて、スキミングやスキャニングが非常に大切。目的に沿って読むことの大切さが際立つ世界だと言えるでしょう。
ぶっちゃけるともう少し色々なリーディング方法を高校生のときに知っておきたかったというのが本音ですが、自分が教員として精読以外のリーディングも教えていたことを踏まえると、この10年、15年でも日本の英語教育は少しずつ変わってきたんだなぁとしみじみ。教育実習で教えられた今の教育は絶対じゃないという言葉が一層身に染みます。
少し話が逸れましたが、英語の立ち位置という視点では、語学学校はあくまで英語力を高めることが第一義。大学のような課題を課すと4技能に偏りが出ますし、そういった学校には学生が集まらないでしょう。英語にこだわるかどうかは別として、根底にある英語の立ち位置がそもそも違うと思いました。
最後に
いかがでしたか。
今回は私が語学留学と大学進学をふと照らし合わせる上で特に感じた違いを3つ紹介しました。話題も切り口も滅裂な部分が否めませんが。笑
どちらが良い悪いではありませんし、もしかしたら新しい違いが出てくるかもしれません。そんな違いを楽しみながら過ごしたいと思います。
では。
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