【留学】情を求めて鳴く蝉よりも、鳴かず惹かれる人の縁

ども、Kaiです。こちらに来て1年ちょい、今日はいよいよウーロンゴンを発つ日となりました。1つ大きな区切りとして、今回はこのオーストラリア生活を振り返りたいと思います。

なんと言っても人との縁に恵まれた1年でした。

最初にお世話になったホストマザー。半年に1回フィリピンへ慈善活動をしている&シドニーのヘルスケア会社のCFOから転職、所得爆増のうえに副業を2つこなすスーパーウーマン。他社貢献に溢れた聖人のような人。1ヶ月の滞在でしたがクリスマスのホームパーティーに呼んでもらい、今でも一緒にディナーへ行ったりと交流のある素敵な縁。

UOWで出会った多くの学友。日本で先生やALTをされていた方や、大学を卒業して進学された方。国を跨げばオージーを初め、インド、ベトナム、バングラディシュ。ケニア、中国、タイ、カンボジアなど。多くの国の学生と交流することができました。

お好み焼き屋さんを営む友人。元セミプロサッカー選手でもあり夢を追いかけ今を生きる姿が本当にカッコよい兄貴的存在。お世話になりっぱなしで頭が上がりません。彼の周りに溢れるサッカー友だちやパートナーたちともつながることができました。また、お好み焼き出店のマーケットで知り合ったKiamaのおっさんや僕のことを慕ってくれる少年。

他にも、母語が英語でない子が通う学校であるWIECの先生。大学の講義に特別出演したときに再会なんてこともありました。また、シティでバッタリ会ったら”Hi, Sir!”と声をかけてくれる生徒もいましたね〜。

なんと日本から友人が来てくれたこともありましたね。まさか本当に来てくれるとは!笑 Fish Marketへ行ったあと、カジュアルランチをとり、Hilton Hotelのケーキとコーヒーをアテに話が進みました:)

メルボルンでは最後に会って久しい友人も、昨日ぶりかのように親しくしてくれました。おかげでメルボルン旅行が何倍も楽しいものになったのは言うまでもありません。1週間しかありませんでしたが、これほどまでかと言うくらい凝縮した再会祭りでした。

さらに、バイトの人たちも良くしてくれましたし、日本に帰ったら会おうと声をかけてくれる恩師や友人、教え子もたくさんいます。そして奥さんをはじめ、言わずと知れた家族の縁。姉弟が来て年末を過ごしたこと、奥さんがウニを踏み手術したことも今では懐かしい限りです笑。

そんなこんなで、たとえ頻繁に会わずとも素敵な縁に恵まれていることが僕の強みです。そして、ありがたいのは声をかけるのと同じくらい声をかけられる側になっていること。これは僕の人生において以前とかなり変わった部分。「また会いたい」と思ってもらえるのは本当に嬉しい限りです。

この大学院留学を経て、こういった縁を大事にしたいと一層強く思うようになりました。たとえ言葉にせずとも「また会いたい」という思いは、大っぴらに振る舞うよりも力強く、確かな求心力を持っています。タイトルは有名な都々逸どどいつを勝手にモジったものですが真理ではないでしょうか笑。

日本でもオーストラリアでも、コミュニケーション能力や英語力、そして性格といった僕の個性と、生きている文脈の化学反応により、日本人とも海外の方とも巡り合えている。きっと多くの蝉が羨ましいと思うものを、ありがたいことに今の僕は備えている。そんな気がします。

そうしたすべての方との縁に感謝し応えていきたい、と改めて思えたオーストラリア留学。奥さんと一緒に無事に乗り越えられた代え難い1年でもありました。本当に濃密な1年をありがとう、ウーロンゴンお世話になりました。:)皆さんも素敵な縁を大切にしていきましょう!

いよいよ最後にニュージーランドへホリデーして今月末に本帰国。楽しむぞ〜!では。

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