オーストラリアのウーロンゴンってどんな街?
今回はこんな疑問にお答えします。
こんにちは、Kaiです。オーストラリアに来て2ヶ月ほどが経ち、ふと思い返しました。
ウーロンゴンとはどういう街か。
というのも渡豪前にぶっちゃけ全然情報なかったなぁと思い出しまして。マッコーリー大学と悩んでいたときにウーロンゴンをググってもイマイチ情報が出てこず、イメージが湧かない未知の場所になっていました。こんな素敵な街なのにもったいないなぁ〜と思っていたら・・・
「紹介したらええがな」
呟いたんですね〜心が。そこで今回はウーロンゴン(ウーロンゴンエリア)を紹介します。
基本地理
Hard to spell, easy to enjoyと謳うウーロンゴン。その魅力や実情を伝えるために、まずは基本情報からまとめます。オーストラリアのニューサウスウェールズ州(NSW)のシドニーから電車で1時間半ほど南下した場所にあるのがウーロンゴンです。
シドニーの繁華街Town Hall駅からWollongong駅まで電車がコレだけ駅を挟みます↓
地図と合わせてイメージ的にはこんな感じですね。
JRなら30〜40分くらいの距離ですが、電車がのんびりしているので1時間半くらいかかります。笑
人口28万人ほどの比較的静かな落ち着いた街です。広さを伝えるのが難しいのですが、Google mapでそれとなく探していたら、函館市2つ分、仙台市や豊橋市、金沢市一帯、熊本市一帯と同じくらいでした。人口密度やシティコンセプトが違うので規模は違いますが、そんな感じです。笑
オススメ観光スポット
観光地や、旅行地としてもおすすめできるのがウーロンゴン。
まだ僕自身も知らない場所もたくさんありますが、この2ヶ月でのオススメを紹介したいと思います。
魅力的なビーチ
①ビーチ
なんと言ってもまずはビーチ!
ウーロンゴンはビーチがとてもキレイで魅力的です。隣接するホテルや浜辺を一望できるレストランもあり、「ウーロンゴンと言えば」でまず出てくる回答。オーストラリアの冬は朝晩が冷えますが、日中は日差しが暑いこともあり冬でも多くの人が訪れる憩いの場となっています。
休日は人だかり。小さい子どもが泳いだり砂浜でカモメと戦う姿は微笑ましいです。プレイエリアもあるので家族もたくさん訪れます。ビーチサイドでのんびりと波を眺めながら、ハンバーガーやポテトをもぐもぐ。是非訪れてみてください:)
灯台
②灯台
併せて訪れたい場所が灯台付近。フォトスポットとして人気です。
この前訪れたら結婚式を挙げていました。なんとロマンチックな光景・・・!お幸せにと思いながら横でパシャパシャ灯台の写真を撮っていました。笑
この灯台はウーロンゴンのパンフレットや表紙の画像として取り上げられることもあり、一種のシンボルとなっているようです。ビーチから見える場所にあるので、ビーチに行った際はぜひ訪れてみてください:)
Symbio Wildlife Park
③Symbio Wildlife Park
ウーロンゴンから車で25分ほどシドニー側へ登っていくと姿を表します。
コアラやカンガルーをはじめオーストラリアの動物を見られます。主に在来種を扱うパークでさまざまな鳥に出会えたり、カンガルーには餌をあげたりできます。半日で回れる大きさなので日帰りイベントにピッタリ:)
公共交通機関だと少しアクセスが悪いので車で行くのが吉です。
日本の動物園のイメージでコアラは寝てばかりだと思っていましたがSymbio Wildlife Parkのコアラは結構活発に動いていました。
カンガルーは餌があると懐っこく寄ってきます。餌がないと無関心 of 無関心。現金なやつだ笑。 比較的小柄で可愛らしかったです。
そういえばメルボルンの野生のカンガルーは人慣れしておらずピョンピョン跳ねて逃げてしまいました。アデレードにいたカンガルーはムッキムキで筋骨隆々でした。カンガルー界も多様なんですねぇ。
Bald Hill
④Bald Hill
Symbio Wildlife Parkから車で10分もかからず行けるオススメなフォトスポットがこのBald Hill。これぞまさにオーストラリアという写真が撮れます。大自然の雄大さを体感できる名所です。電車で行く場合、Stanwell Park駅で下車して50分ほど歩きます。
山と海とビーチ。これぞオーストラリア!
Mount Keira Lookout
⑤Mount Keira Lookout
キーラ山の展望台です。
海と山に囲まれた自然豊かな風景〜澄んだ空気を添えて〜
ウーロンゴンエリア一帯を見渡すことができます。フォトスポットとしても人気です。自転車で坂を登る猛者もいましたが、歩くコースもあるみたいなのでゆっくり日帰り登山にオススメです。僕はホストファミリーに車で連れて行ってもらいました。
Nan Tien Temple
⑥Nan Tien Temple
南半球で最大級の寺院。こちらもなかなか特徴的な寺院。日によってはイベントをやっていることもあるので、もしうまく予定が合えばより楽しめるかもです:)
Unanderra駅から徒歩20分ほどの場所にあります。寺院には教育機関も入っており、近くまでバスも出ています。
Lake Illawarra
⑦Lake Illawarra
ウーロンゴンの下方にある大〜きな湖です。
こちらはよくフォトスポットになる場所。たしか下の方だったと思います。
この日は天気も良くて釣りをする家族もいました。ペリカンの日光浴も見られます。車で回っても電車で行っても楽しめると思います。僕は自転車で一周しました。
住むなら知っておきたい情報
ウーロンゴンに留学となると、よほどウーロンゴン大学への進学になると思います。個人的に住むにあたって知りたかったのが大学、North Wollongong駅、Wollongong駅、シティそれぞれのアクセスだったので今回はそれに焦点を当てたいと思います。
基本地理
①大学 〜 North Wollongong駅:徒歩20分
自転車で行けば10分程度。シャトルバスやシティーループ(後述)に乗ればあっという間に着きます。たまに歩く学生も見受けられますが、バスに乗る方が大半という印象です。自転車は駐輪スペースや空気入れなどもあって設備が充実している割には少数です。
②Wollongong駅 〜 シティ:徒歩10分
シティ内は徒歩圏内。バスで行くこともできますが、待ち時間を考えると歩いた方が早いです。ちなみに③North Wollongong駅 〜 ビーチ は歩いて20分程度です。
④North Wollongong駅
大学の最寄駅ですが、小さな駅です。西側(大学側)は住宅街でスーパーマーケットなどはほとんどありません。バイパス沿いに位置していて東側(シティ側)には車屋さんなどが立ち並びます。
西(大学)側の写真。
⑤Wollongong駅
地図上では同じような雰囲気を出している2つの駅。どこに住むかは当然タイミングや個人のこだわりに依りますが、シティへのアクセスで言うとWollongong駅の方が栄えています。North Wollongong駅はバイパス沿いの住宅街にあります。
⑥ウーロンゴンシティ
シティにはウーロンゴンセントラルと呼ばれるショッピングエリアがありウーロンゴンのCBD(Central Business District:中心業務地区)。ウーロンゴン一帯では主要な街として大きな存在感です。
セントラル 外観
セントラル 内観
写真の通りには毎週木曜〜金曜にかけて出店が立ち並び賑わいを見せています。
スーパーマーケットはもちろん飲食店や郵便局、さまざまな銀行支店やNSWのサービスセンターまで揃っています。少し離れたところには図書館やアジアングロサリーもあり、市街地として申し分ないでしょう。大き過ぎないところも個人的にはポイントです:)
公共交通機関
公共交通機関は主に電車とバスです。車社会なので電車のプラットフォームもシンプル。Opalカードという専用のカードを使用します。料金はピークタイムとオフピークで変わる仕様なのですが、どうやって計算されているか正直不明。この前はシドニーから帰ってきて0ドルという事態が発生していました。
シティ内はシティーループと言ってシティの周りを回るバスが無料で出ています。バスの番号は55Aと55C。覚えておきましょう笑。20分おきくらいに周回していて非常に便利です。
55C(右回り)↓
55A(左回り)↓
どっちがどっち回りかが非常にややこしいのですが、おそらく55CのCはClockwise(時計回り)、55AのAはAnticlockwise(反時計回り)の頭文字なのでそれで覚えるといいと思います。
比較的、朝早くから夜遅くまで運行しているので、もし車なしでシティに住むならフリーバスのバス停の近くに住むのがおすすめ。僕がそれを猛烈に推す理由が地形です。ウーロンゴンはシドニーに負けず劣らずの坂道だらけの街。どれほどの勾配かというと・・・
カメラを傾けて撮っただけに見えるけど、右側の建物が傾斜に合わせて建っている・・・
普通の道に見えるけど、白線がおかしな曲線を描いていて・・・
アレです、足腰はかなり鍛えられます笑。
至るところに心臓破りの坂があるのでシティ近辺に住むならシティーループにアクセスできるかどうかで生活レベルが変わります。フリーバスが通っている範囲は上がFairy Meadow、下はWollongongまでです。Wollongong駅の下にConistonという住宅街エリアがありますが、そこにシティーループは通っていないので車なしで住む場合は注意(坂が多いので!)。
最後に
いかがでしたか。
1回ですべては紹介できなかったので、今回は基本地理やメジャーなスポット、住む上での情報を自分視点でまとめてみました。これからも色々な形でウーロンゴンを知ってもらえたら嬉しいなぁと思います。
Hard to spell, easy to enjoy!:)
では。
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