【中古車選びの確認リスト】小難しいのはイヤ!でも損したくない!そんな方に向けたチェック項目をわかりやすく紹介。

Kai
Kai

どうも、Kaiです。

帰国して1週間。まずは車がいる!ということで車を買いました。そこで今日は車について無知ではないものの抜群に詳しいわけでもない僕がどういう項目に気をつけて車を購入したかを書いていきます。

ありがたいことにこれを訊くと大体のお店の方が「意外と知ってる奴」認定してくれます笑。車は中古で良いと思っている人間なので、今回も中古を探しました。

僕が実際に車屋さんで確認する項目はコチラ。個人的なキーワードは4 or 10です。

1. 運転した感じ
2. アイドリングが効くか
3. タイヤの鮮度
4. ABSが効くか
5. ブレーキパッドの残量
6. ボディ、フロントガラスの小さな飛石やキズがないか
7. シートのヘタレ具合
8. エアコンが効くか
9. タイミングベルト(チェーン)は正常か
10. ウォーターポンプは正常か
11. バッテリーの交換時期
12. オイルの状態
13. 開くところは全て開ける
14. 保証の枠組みの確認
15. 整備記録の確認

1. 運転した感じ

試乗する中で自分が快適に運転している未来を想像できるかどうか。ぜひ一度はそのモデルを試乗しましょう。

2. アイドリングが効くか

停止中でもエンジンが安定して回転しているか。ハイブリッド車はモーターに切り替わるのであまり関係ないかもしれません。

3. タイヤの鮮度

夏タイヤなら寿命は一般に4年くらいと言われています。溝がくっきりしているか、ひび割れがないかを確認しましょう。店内展示車だと劣化により細かなヒビが入っていることも。走るとバーストを起こす可能性もあるので要注意。

ただ、僕が乗っていた”ア次郎くん”ことアウディA4は溝がガッツリ残ったひび入りのタイヤで3年、距離にして3万キロほど走ったので個人的には多少の劣化は許容範囲です。

4. ABS (Anti-lock Braking System) が効くか

急ブレーキ時に車輪がロックされるのを防ぐ安全装置のこと。ABSはタイヤがロックされることで車両が滑ったり、ハンドルが効かなくて障害物へぶつかったりするのを防ぎ、車を安全に止めることを助けるシステムです。

Gooやカーセンサーで装備は確認できるので、そこまで古い車でなければ大丈夫という認識です。

5. ブレーキパッドの残量

十分残っているか。新品がだいたい8〜12mm、2〜3mmが替え時と言われています。整備の段階で残量が十分なものに替えてもらえるか確認すれば大丈夫でしょう。

6. ボディ、フロントガラスの小さな飛石やキズがないか

直せるか、もしくは価格の交渉材料に。

7. シートのヘタレ具合

直せるか、もしくは価格の交渉材料に。

8. エアコンが効くか

フィルターも正常か、確認必須です。

9. タイミングベルト(チェーン)は正常か

タイミングベルトはエンジンに必要な大事なパーツと思っていれば大丈夫です。ゴム製で劣化するため10万キロが交換目安。一方で、タイミングチェーンは金属なので一般的に交換はありません。ただし、永久無敵ではないのでどのくらい摩耗しているかは確認してもいいかも。

最近の車はタイミングチェーンが多いと言われていますが、確認して損のない項目だと思います。

10. ウォーターポンプは満タンか

ウォーターポンプとはエンジンを冷却するパーツ。10万キロ or 10年が交換目安です。

11. バッテリーの交換時期

バッテリーは4年くらいが交換目安。当然、気温や電装品(エアコンやオーディオなど)の使用具合で変わりますがおおむね4年で良いと思います。

12. オイルの状態

キレイか確認しましょう。

13. 開くところは全て開ける

ボンネットが錆びていないか、全てのドアが正常に外からも内からも開くか。

14. 保証の枠組みの確認

一般的にエンジンなどの駆動システム以外、つまり車の稼働に関わらない部分(内装・外装、電装品や消耗品、オプション)は保証の対象外となることが多いです。

車屋さんで変わるので「整備で直ると思っていたのにそのままだった!」とならないためにも保証範囲を聞いておくのは個人的にはとっても大事。

15. 整備記録の確認

可能なら見せてもらいましょう。

これを踏まえて、僕の実際の購入までの流れを紹介します。

まずは狙いを定めました。予算は100万前後、いけてMax120万。車のメーカーで選ぶのか、ボディタイプで選ぶのか。ここがまずもってのスタート地点。僕はボティタイプから始めました。

ビッツ (コンパクトハッチバッグ)、アウディA4 (セダン)、BMW Z4 (オープン)と乗り換えるたびに目線が下がる車に乗ってきた僕は冷静に気づいてしまいました。

「目線が低すぎると運転しにくいんだわ笑」

ということで次は目線の高いSUVに。僕が欲しいなぁと思ったのはホンダの旧ヴェゼル。そのポイントはこちら↓

①1500ccのハイブリッド
②出回ってる数が多い
③フォルムがカッコいい

①の1500ccのハイブリッド車ですが、これの良さはコスパが良い点です。

ハイブリッド車は燃費効率が良い。エンジンと電気モーターを組み合わせるので、一般的に同じ排気量のガソリン車に比べて出力が高くなる。自動車税はエンジンの排気量に基づく。つまり、高燃費ながら1500ccのエンジン車と同じ自動車税額で高出力を期待できるのです。

②の出回っている数に関しては、Gooやカーセンサーでヴェゼルの流通量を調べると一目瞭然。東海には車社会の代名詞こと愛知県があり、いきおい良い条件の一台に会える可能性が高いです。

③はデザイン性。好みの話です笑。フォルムが個人的にスタイリッシュだと思いました。内装インテリアは?となるものもありましたがおおむね許容範囲でした。

結果、ヴェゼル・東海圏・総支払額の安い順で検索をかけることに。今回は4店舗くらい目星をつけました。1日2つずつを目安として、さっそく最初の2件に「Gooで見たんですが、そちらのヴェゼルを見に行くもしくは試乗できたりしますか」と電話しました。

結論、2つ目のお店の車で購入を決めました。そこはホンダのディーラーで、当ヴェゼルの条件は2014年式走行4万km車検2025年4月修復歴なしシルバー。僕の評価は以下のとおり。

1. 運転した感じ →試乗運転はできず前後に動かすのみ。まぁ特に問題なし。

2. アイドリングが効くか →効く

3. タイヤの鮮度 →オールシーズンで溝ありヒビなし、◎

4. ABSが効くか →Gooで確認済み

5. ブレーキパッドの残量 →あり

6. ボディ、フロントガラスの小さな飛石やキズがないか →なし

7. シートのヘタレ具合 →なし

8. エアコンが効くか →効く

9. タイミングベルト(チェーン)は正常か →正常

10. ウォーターポンプは正常か →ディーラー整備で担保

11. バッテリーの交換時期 →R5で比較的新しい、◎

12. オイルの状態 →ディーラー整備で担保

13. 開くところは全て開ける →開けた。問題なし。最近まで室内保管だったとのことでボンネットが非常に綺麗、◎

14. 保証の枠組みの確認 →オプション装備まで保証、◎

15. 整備記録の確認 →ワンオーナーだったので追加の記録はない

上記の項目をクリアしたことに加え、以下の内容が決定打です。

①走行距離(4万km)

オーストラリアでは20万km超えた車もバンバン走っていたので、感覚的に10万kmは新車同然。ただ走行距離が短い方がいいのは当たり前なので、4万キロは高評価。

②オプション付き

オプションでシートヒーターやミラーヒーターなどが付いていたこと、さらにそれらが保証に入っていたことも高評価です。

③良心的な諸費用

変な中古屋さんとディーラーの大きな違いの1つと言えます。

④手厚い保証

整備はある程度ホンダの基準で保証される点も高評価。1年で車検とわかった状態で購入してもらうため車検を同店で受けるなら費用は大きく考慮するとのこと。さらに、平日受け取りならガソリン満タンで納車してくれるそう。

⑤第三者機関の評価

車両品質評価書が4点でした。よくわかりませんが、載せてるということは合格点なんでしょう笑。

⑥9月は決算期前

決算期前ということで、この時期は売り切りたい店が多く値引きされやすいタイミングでもあります。当ヴェゼルも例に漏れず、12万ほど安くなっていました。これにより車検込みの他店の車と同じ値段になったのも高評価

⑦担当者が誠実

やっぱり最後は人ですよ。

いかがでしたか。今回は僕の実践している確認項目と車の購入までの流れを紹介しました。ちなみにこの項目は、初任校で車に詳しい方に教えてもらった「最低限コレを押さえとけ項目」です。僕は2台目のアウディから半ば機械的にこのリストでチェックしています。

いざ車を探すとなると時間と体力が持っていかれます。車屋さんも非常に説明が上手で、さすがというところ。これらを確認し正確な情報をできるだけ訊き出していきましょう。

最後にかかった費用は総額107万円!!アフターケアの充実度を踏まえるとかなり良かった買い物だったと思います:)大事に乗るぞ〜。では。

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