ども、Kaiです。3月上旬は卒業式、学年末考査、異動の内示、大学入試の指導と、実に目まぐるしく複数の行事が並行する1週間でした。
卒業式は懐かしながら厳粛な雰囲気でつつがなく挙行されました。最後のホームルーム(愛知で言うST)では一人ずつ卒業証書をもらったときに、クラスと親御さんへ一言述べることに。
素敵な言葉に温かい子たちだなぁと心から感動しました。ぜひ大学で輝いてください:)
さて、内示も出て来年度から違う学校になることが決まったこともあり、今回は部活を例に、僕の考える教員の適性について書いていこうと思います。
部活動の顧問として次のケースを考えたとき、あなたはどう行動しますか。
【ケース1】
今週の土日は、両日ともに練習試合となりそうです。
土曜はAMでAチームの試合、これは確定しています。
日曜もAMでBチームの試合、ただし、まだ確定していません。
ペアの顧問の先生がどうしても都合がつかなくなりました。
元々それぞれの試合へ引率に行くよう決めていたのですが、体調不良などで相方の先生がどうしても都合をつけられなくなりました。
ただ、Bの試合はまだ決まっていないので、あなたが無理と言えば日曜の試合は流れ、Bは休みとなります。そうすると試合は土曜だけで、日曜は休むことができます。
この時、皆さんは休みにしますか。
それとも生徒のためにBの試合を組みますか。
僕なら・・・
僕なら休みにします笑。
では、次の場合はどうでしょうか。
【ケース2】
今週の土日は、両日ともに練習試合となりそうです。
土曜はAMでAチームの試合、これは確定しています。
日曜もAMでBチームの試合、ただし、まだ確定していません。
ペアの顧問の先生がどうしても都合がつかなくなりました。
外部の指導員は両日とも帯同可能です。
コーチは、大学の一部リーグを指導してみえるだけでなく、国体の指導をしたこともあります。大会へ行けば県の部活動顧問が漏れなくぺこぺこ挨拶にくるレベルの方。日々の指導の姿はまさに達人。
この時、皆さんは休みにしますか。
それとも生徒のためにBの試合を組みますか。
僕なら・・・
この場合はやります。
試合では、どうしてもAがメインで指導されます。普段、試合の姿を見せられないBの選手にとって、まさにコーチに見てもらえる貴重な機会だからです。そして、何よりも彼らが部活を通して人間的に成長する機会だからでもあります。
教員の適性とは、こういうことを言うのではないのかと若輩者ながら考えています。彼らの人生に焦点を当てたとき、こんな素晴らしい指導員に目をかけてもらえる機会は決して多くはないでしょう。
この経験が自信になるかもしれません。どこかで生きるかもしれません。いつか盛り上がるかもしれません。
ことわっておくと無条件で選手のために、自分の人生をつぎ込むことが良いとは1mmも思いません。むしろ過剰な共依存の危険さえあるでしょう。
僕が伝えたいのは教員には“時と場合によっては彼らのためだけに動く選択肢”をあらかじめ備えた人が多いのではないか、と言うことです。
もちろん部活だけに留まりません。それは個々の教育観や価値観によって変わります。でも、それぞれの文脈でそういった選択肢を備えている方が多いのではないでしょうか。
常に生徒を優先するわけではなく、文脈に応じて彼らのために動く力。それこそが教員の適性の一つであると若輩者ながらぼんやり思いに耽るのです。みなさんは、どうお考えでしょうか。では。


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